【刈り上げ×横流し】で創る、デキる男の好印象ヘア。セットとオーダーのコツ
sho0202
ビジネスシーンや大切な人との時間において、あなたの第一印象は、その後の関係性を左右するほど重要です。
そして、その印象を決定づける最大の要素の一つが、清潔感あふれるヘアスタイルであることは言うまでもありません。
サイドをすっきりと刈り上げ、トップの髪を片側へ知的に流す「横流し」のスタイルは、誠実さと爽やかさを兼ね備え、見る人に絶大な好印象を与える、まさに大人の男性のための鉄板ヘアです。
今回は、この王道スタイルの魅力と、それを現代的でおしゃれに仕上げるための作り方について、詳しく解説します。
なぜ「刈り上げ×横流し」は好印象の鉄板なのか?
時代や流行が変わっても、このスタイルが多くの男性に選ばれ続けるのには、普遍的な理由があります。
- 絶対的な清潔感
サイドや襟足を刈り上げることで、顔周りが非常にすっきりと見えます。
表情が明るく快活な印象になり、特に夏の暑い季節には、その爽やかさが際立ちます。 - 知性と誠実さを演出
きちんと整えられ、一定方向に流れる髪は、物事を丁寧に進める誠実な人柄や、落ち着いた知性を相手に感じさせます。
これは、ビジネスシーンにおいて、何よりの武器となります。 - ON/OFF対応の万能性
ジェルやグリースでかっちりとスタイリングすればフォーマルなビジネス仕様に、ワックスで少しラフに仕上げれば休日のカジュアルスタイルにと、スタイリング次第で様々なシーンに対応できる万能性も魅力です。 - スタイリングが簡単で崩れにくい
サイドが膨らむ心配がないため、トップの髪を流すだけでスタイルが完成します。
湿気や汗にも強く、一度セットすれば一日中クリーンな印象をキープしやすいのも、嬉しいポイントです。
【スタイル別】洗練された大人の横流しヘア
一口に「横流し」と言っても、そのデザインは様々です。
現代的なアレンジで、さらに洗練されたスタイルを目指しましょう。
- クラシックな七三分け(サイドパート)
ジェルやグリースで美しいツヤを出し、コームでビシッと分けた王道スタイルです。
サイドを自然なグラデーションで刈り上げることで、古臭さを感じさせない、上品な仕上がりになります。 - ナチュラルな流しバング
分け目をきっちりと作らず、手ぐしでラフに横へ流すスタイルです。
ファイバーワックスなどで自然な束感と動きを出すことで、硬すぎない、親しみやすい印象を与えます。 - モダンなフェードスタイル
サイドの刈り上げを、0mmから始まる滑らかなグラデーション(フェード)で仕上げることで、クラシックな横流しスタイルに、現代的なストリート感が加わります。
非常にシャープで、スタイリッシュな印象です。 - 色気のあるパーマスタイル
直毛で髪が流れにくい方は、トップに緩めのパーマをかけるのがおすすめです。
自然な毛流れが生まれ、スタイリングが劇的に楽になるだけでなく、柔らかな動きが色気のある大人の雰囲気を演出します。
プロが教える!美しい「横流し」の作り方
毎日のスタイリングも、いくつかのポイントを押さえるだけで、仕上がりのレベルが格段にアップします。
- 最重要ポイントは「ドライヤー」
髪をセットする上で最も重要なのは、スタイリング剤を付ける前のドライヤーです。
髪が濡れた状態で分け目を決め、髪を流したい方向とは逆側から風を当てて根元を立ち上げます。
その後、本来の方向に流しながら乾かすことで、トップにふんわりとしたボリュームが生まれ、流れやすい土台が完成します。 - シーンに合わせたスタイリング剤選び
ビジネスシーンでかっちり見せたい日は、ジェルやグリース、ポマードといったツヤの出るタイプが最適です。
休日に柔らかく見せたい日は、セット力と動きを両立できるワックスを選びましょう。 - 仕上げのひと手間で質感を調整
スタイリング剤を髪全体に馴染ませた後、コームできっちりとかしつければフォーマルな印象に、指先で毛束をつまんで束感を出せば、よりカジュアルで動きのある印象に仕上がります。
失敗しない!理想のスタイルを叶えるオーダー術
理想のスタイルを手に入れるには、理容師とのイメージ共有が不可欠です。
- 写真を見せるのが最も確実
希望する横流しの雰囲気や、刈り上げの薄さがわかる写真を見せながら、「こんな感じにしたい」と伝えるのが、失敗しないための一番の近道です。 - 分け目の位置を相談する
「黒目の外側のラインで分けたい」といった具体的な希望や、「自分に一番似合う分け目はどこですか?」とプロに相談してみるのも良いでしょう。 - 刈り上げのニュアンスを伝える
「サイドはツーブロックにしますか、それとも自然に繋げますか?」と聞かれた際に、自分の希望を伝えられるようにしておきましょう。
一般的に、繋げる方がよりナチュラルでフォーマルな印象になります。 - 「現代風にお願いします」と伝える
クラシックなスタイルだからこそ、「古臭い印象にはしたくない」というニュアンスを伝えることは非常に重要です。
まとめ
サイドをすっきりと刈り上げ、トップを理知的に横へ流す。
このスタイルは、時代やシーンを選ばない、まさに大人の男性のための万能ヘアです。
そして、この一見シンプルに見えるスタイルこそ、カットの基礎技術や、お客様一人ひとりの骨格を見極めるバランス感覚など、理容師の総合力が問われます。
あなたを成功へと導く、最高の好印象ヘアを手に入れるために、ぜひ一度、信頼できるプロの理容師に相談してみてはいかがでしょうか。
ABOUT ME